こうのとり倶楽部へようこそ

赤ちゃんを待つ人々が『待ち時間にできること』を助産師が提案しています

あぐら や 不良すわり の大切さ *その1*

 赤ちゃんを産む時、多くの場合
分娩台の上で 仰向けの姿勢で 過ごします。

そして 赤ちゃんが通過しやすいように
足を 大きく広げ 膝を曲げた体勢を キープします。

それは つまり
不良すわりのまま 分娩台に寝転んだ状態と同じ なのです。

その姿勢のまま 1~2時間過ごすこともあります!
長い!

だから 股関節が柔らかく開いて
その長い時間を 乗り越えることができるように
妊娠中、または妊娠前から
ことあるごとに その体勢をとって
体を慣らしておくことが 必要になります。

ことあるごとに??

どんな時に?

いちばん良いのは 床の拭き掃除 です。

 

近頃は コンビニの前で
不良さえも 不良すわりをしていません。
あの体勢を維持して たむろする
脚力と 股関節の柔軟さが
今の不良には 備わっていないのです。

もしも もしも
不良たちが 不良すわりを取り戻す時代がきたら
ご安産なお産がもっと増えるのに・・・
と、まじめに思う 私です。