こうのとり倶楽部へようこそ

赤ちゃんを待つ人々が『待ち時間にできること』を助産師が提案しています

関心を持つこと

赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションにおいて

赤ちゃんの泣き が、お母さんをいちばん悩ませるようです。

 

何で泣いているんだろう?

どこか痛いのかな? 苦しいの? もしかして病気?

 

泣いては抱っこをして おむつを替え あやし 授乳し

泣きやんでくれるよう お母さんは努力します。

 

お母さんの努力で 赤ちゃんの要求が満たされ

安心できて 赤ちゃんは泣きやみます。

 

赤ちゃんは そのやりとりから

『自分の要求に応じてくれる人がいる』

『自分を守ってくれる存在がいる』ということを感じとり

人を信頼するという コミュニケーションの土台ができあがるのです。

 

もし 赤ちゃんの泣きにお母さんが応じなかったら

赤ちゃんは諦めて 泣かなくなってしまう と言われています。

それは 手がかからないこと、楽なことではなく、

人が育っていくうえで、とても恐ろしいことなのです。

 

相手に関心を持つこと が コミュニケーションのスタートになります。

 

カラダとのコミュニケーションにも 同じことが言えます。

 

仕事や学業、子育てに忙しいと

日常をこなすことに精いっぱいになり

つい、自分のカラダのことが 後回しに 無関心に なりがちです。

いつ 前の月経が来て、何日間つづいたのか

痛みや量は どんな感じだったのか 分からない女性が 多くいます。

 

そのような様子が続くと カラダはどうなるでしょうか?

なんと、カラダもメッセージを発しなくなるのです。

 

月経前に張っていた胸が張らない。

高温期なのに 体温がしっかり上がらない。

ついには 月経が来なくなってしまう人もいます。

 

忙しい日々の中でも できることを

こうのとり倶楽部の講座では 一緒に考えていきます。

 

カラダに気持ちを向けることへの アドバイス。

さらに カラダとココロの繋がりを見つめる お手伝い。

このような チェックシートも活用します。

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忙しいあなたは

まずは 月経日、手帳に〇をつけるところから始めてみませんか?