こうのとり倶楽部へようこそ

赤ちゃんを待つ人々が『待ち時間にできること』を助産師が提案しています

女である自分を感じること

不妊治療をしている人こそ

実はセックスレスになりがちです。

というより、日本の夫婦全体がレス気味ですね。

 

男性が忙し過ぎる。

女性も追われ過ぎている。

 

お互いの心身が安らげていない中で

子供が授かる余地がないのです。

 

基本的には、セックスをしないと

子供はできない。

 

ならば、レスを解消するために。

 

相手を変えるより

まずは、自分が変わることかなと思います。

 

その一歩は

自分の女性性を意識すること。

自分の中に女を感じること。

 

どんな些細なことでもいいはず。

 

美容院に行くとき

指輪をしている私

お気に入りの下着を

上下セットでつけている自分

足にネイルをしている私

普段はあげている髪を下ろしたとき

ミルクティーを飲んでほっとした瞬間

好きな香水をつけたとき

踊っている私

きれいな字で手紙を書いたとき

子供を抱いてたらきっと引きちぎられる

揺れるタイプのピアスをしたとき

 

たぶん、何でもいいのです。

 

楽しみながら

自分の中のキラッとする女性性を

発見することが大事かなと思います。

関心を持つこと

赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションにおいて

赤ちゃんの泣き が、お母さんをいちばん悩ませるようです。

 

何で泣いているんだろう?

どこか痛いのかな? 苦しいの? もしかして病気?

 

泣いては抱っこをして おむつを替え あやし 授乳し

泣きやんでくれるよう お母さんは努力します。

 

お母さんの努力で 赤ちゃんの要求が満たされ

安心できて 赤ちゃんは泣きやみます。

 

赤ちゃんは そのやりとりから

『自分の要求に応じてくれる人がいる』

『自分を守ってくれる存在がいる』ということを感じとり

人を信頼するという コミュニケーションの土台ができあがるのです。

 

もし 赤ちゃんの泣きにお母さんが応じなかったら

赤ちゃんは諦めて 泣かなくなってしまう と言われています。

それは 手がかからないこと、楽なことではなく、

人が育っていくうえで、とても恐ろしいことなのです。

 

相手に関心を持つこと が コミュニケーションのスタートになります。

 

カラダとのコミュニケーションにも 同じことが言えます。

 

仕事や学業、子育てに忙しいと

日常をこなすことに精いっぱいになり

つい、自分のカラダのことが 後回しに 無関心に なりがちです。

いつ 前の月経が来て、何日間つづいたのか

痛みや量は どんな感じだったのか 分からない女性が 多くいます。

 

そのような様子が続くと カラダはどうなるでしょうか?

なんと、カラダもメッセージを発しなくなるのです。

 

月経前に張っていた胸が張らない。

高温期なのに 体温がしっかり上がらない。

ついには 月経が来なくなってしまう人もいます。

 

忙しい日々の中でも できることを

こうのとり倶楽部の講座では 一緒に考えていきます。

 

カラダに気持ちを向けることへの アドバイス。

さらに カラダとココロの繋がりを見つめる お手伝い。

このような チェックシートも活用します。

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忙しいあなたは

まずは 月経日、手帳に〇をつけるところから始めてみませんか?

あぐら や 不良すわり の大切さ *その1*

 赤ちゃんを産む時、多くの場合
分娩台の上で 仰向けの姿勢で 過ごします。

そして 赤ちゃんが通過しやすいように
足を 大きく広げ 膝を曲げた体勢を キープします。

それは つまり
不良すわりのまま 分娩台に寝転んだ状態と同じ なのです。

その姿勢のまま 1~2時間過ごすこともあります!
長い!

だから 股関節が柔らかく開いて
その長い時間を 乗り越えることができるように
妊娠中、または妊娠前から
ことあるごとに その体勢をとって
体を慣らしておくことが 必要になります。

ことあるごとに??

どんな時に?

いちばん良いのは 床の拭き掃除 です。

 

近頃は コンビニの前で
不良さえも 不良すわりをしていません。
あの体勢を維持して たむろする
脚力と 股関節の柔軟さが
今の不良には 備わっていないのです。

もしも もしも
不良たちが 不良すわりを取り戻す時代がきたら
ご安産なお産がもっと増えるのに・・・
と、まじめに思う 私です。

あぐら と、うんちんぐスタイル について

来週、再来週と
保健センターでの 妊婦さん向け母親教室
こうのとり倶楽部の講座
子育て教室でのおはなし...
と、続きます。

それで 女性のカラダついて
あらためて 考えているのですが。。。

まず、あぐらをかけない女性が増えています。


私が市町村の母親教室の仕事を始めた
15年前を思い出してみると。。。

あぐらをかけない人
膝の外側を床につけられない人 は
10人の妊婦さんがいたら 1人ぐらい でした。

この頃は2人、多い時は3人いらっしゃる。

そして 不良すわり。 
かかとを床につけて の不良すわりが
難しい人も 増えています。

あぐらと同じく
10人のうち2~3人はできない方がいます。

「うんちんぐスタイル」という言葉も
死語なのでしょうね。

ちなみに
うんちんぐスタイルと入力したかったのに
「運賃具スタイル」になってしまいました。

あぐら や 不良すわり と 女性の健康、お産との関係は
また次回に。。。

明けましておめでとうございます

2016年を迎えましたね。

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主人の実家の近くにある サル山で

おサルの生写真をたくさん撮ってきました。

 

その中でも お気に入りが この写真です。

いい お乳をしています。

赤ん坊が 吸いついた お母さんのお乳だなぁ ってね。

 

今年は

もっと、もっと、たくさんの方に

講座を聞いていただけるように

そして 赤ちゃんを授かるために できることが たくさんあると

知っていただけるように

活動していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

林 祐子